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自称コミュ障の「できない子」へ

 

ここ2〜3ヶ月ほど、学生のアシスタントを数人事務所に呼んで仕事の手伝いをしてもらいました。

 

目につくのは所謂、「できる子」と「できない子」。

6人ぐらいに通ってもらいましたが、はっきりと二分することができます。

 

技術やコミュニケーションスキルなど、頭抜けてできる子というのもはっきりと思い浮かべることができますが、大体は年齢や学年に比例するものかなと結論づけました。

なので、1年生より3年生が「できる」のは前提として、それでも「できない」に分類されてしまった人たちについて考察します。

 

まず、できない認定したのは上学年の二人です。

今回は(年度を跨いでいるので学年ではなく上学年と下学年と表記しましょう。)上学年が4人、下学年が2人、の計6人です。

上学年のうち1人は、途中から参加希望でやってきた子でした。

 

できる子とできない子の圧倒的な違いは「コミュニケーション能力の有無」でした。

できない認定した子に共通することとして、以下に箇条書きします。

・自分のことを「コミュ障」と称する。

・行程ごとに確認をしない、確認しないまま進める

・メールでの意思疎通が下手

・終業後、なかなか帰らない

・業務中の雑談で、本気で雑談をし始める

・集中力が弱い、または環境に左右されやすい

・自分は「才能がある」と思っている(認知が一致していない)

・他者評価と自己評価が一致していない(自分を客観視できていない)

 

※最後の二行はそれが所謂才能の開花や、適した環境や圧倒的な経験数により、良い方向、他の人にはない特色としてその人の強みになる可能性があります。

以下の文章はその二行以外の指摘についての指摘になります。

 

これはただの愚痴にしたいのではなく、自分も「できない」側の人間だったので、あくまで自分の反省用に、何をどう改善すれば「できる子風」に持っていけるかの考察をしたいと思います。

 

上記に挙げた項目は一つひとつ分析してもいいですが、そうするとただの愚痴になってしまいますし、何よりいちいち説明せずとも誰しもなんとなく分かるのではないでしょうか。

 

そこで今回は、それをすっ飛ばして、ではどうすればいいのかの結論を書いてしまいます。

ズバリ、「人と話し足りていない」です。

できない子二人ともにその印象を持ちました。

いろんな人と、いろんな話をしてください、と。

楽しくても楽しくなくても、あたりでもハズレでもなんでもいいんです。

とにかく声が枯れて、話しすぎて喉が滑るまで、お腹が痙攣するまで、話題が一つも無くなるまで、自分語りでもなんでもいい、とにかく話しまくってください。

相手は誰でもいい、通りすがりの飲み屋でも、たまたまあった人でも、人から紹介された人でも。

2度と会わない人でもいいんです。

大事な相手じゃなくてもいい。

喧嘩してもいい。

うまくまとまらなくても、最悪な気分で帰ることになっても、なんでもいいんです。

話してください、とにかく大量に。いろんなことをいろんな人と。

 

意識的に半年、意識せずとも2年はやってください。