思考を止めると判断が早くなる説。
お久しぶりです。ワンディワンウンチです。
毎日の決まったルーティンがこなせない者の特殊能力「たまに出す異常な本気モード」。
出ました。数年ぶりかもしれません。
今回のプロジェクトではイレギュラーな事態が続出し、初めてチャレンジする技巧や外注先への依頼など、自分の経験にない物事を多くこなしました。
当然スケジュール管理のできない私ですから、ただでさえいつも通り押し押しで進行していたのですが、ついに締め切り1週間前になり「奇跡でも起きて自分が覚醒でもしないと巻き取れない」という事態になってしまいました。
今回の取引先、実は前回の納品でやらかしてしまった相手でもあります。
私の進行が遅れたことにより納品日にまに合わず、急遽代案で乗り切ってもらい、後日仕上げて本納品、という形で許していただくことになりました。
次はないだろうと思っていたところ、今回もお願いしたいとのご指名で、「絶対に間に合わせなければ。。。」という信用回復を常に念頭に置いての作業でした。
間に合わせるのが当然、というご指摘は置いておき。
しかし何事においても逆算のできない私です。
日々の生活や別の仕事でつかんだコツとしましては、「逆算をせず、ざっくり最短で動く」ことと「化粧やお風呂などの身だしなみを諦める」ということでした。
友人との待ち合わせで、毎回化粧をしないことにしたのです。
化粧をしないと1時間ぐらい巻けます。
そしてなぜか化粧をしないと間に合うんです。
お風呂も然り。
「お風呂に入らなきゃ。。。」「化粧をしなきゃ。。。」という「やりたくないことをしなければいけない」という腰の重さがなくなり、時間を守れるようになりました。
お風呂は3日に一回でよしとしています。
それも、時間があるときに。
化粧は、できた日はラッキーぐらいにしておき、常にすっぴんで行動するようにしました。
私の化粧姿に出会えた人はラッキーだったね、という感じです。
あとは家を出る時間を、待ち合わせから2時間前と決めてしまいました。
集合場所がどこであっても、です。
東京郊外に住んでいますから、都内であれば大体2時間あればどこでも十分間に合います。
場所に合わせて逆算なんかしません。
2時間前、とだけ覚えておけば、覚えておくことが減り脳の負担が減ります。
ストレスも少なくなります。
ちょっと早めについてしまった時は本を読むとか、残っている仕事をやるとかで十分過ごせます。
なんせやらねばならぬことなど常に山ほどありますからね。
極限状態のこの2週間を過ごしてみて、体感速度がバグっているのは承知の上で、疲れている時、何かに追われて焦っている時の過ごし方、波の乗り方について。
少しだけ感覚が掴めた気がしたので共有します。
まず、忙しい時は深く考えない。
考える余裕がないからです。
全ての判断を、浅い思考でさっと決めてしまいます。
連絡の返事も、考えることに脳のキャパを使う余裕はありませんから、すぐに返事をします。
最悪の場合の代案を考えて動いていましたが、締め切り直前になるにつれてそれもやめました。
代案を考えるのではなく、代案を実行しなくて済むように前日のうちに自分で巻き取ってしまいます。
さらにストレス対策として、忙しい時ほど「仕事以外の時間をしっかりとる」ということです。
考える前に、隙間時間でサウナや映画に行ってしまう。
行ってしまう、です。
考えません。
2時間あれば十分リフレッシュできます。
悩みません。
すぐやっちゃいます。
それでは、私はあと8分後の映画を見に行くので今回はこの辺で。
締め切りで速くなり過ぎた頭を鎮めに。。。
すぐには鎮まらなさそうですが。。。